参道の歩き方

神社の参道を歩くときの注意事項としてよく言われるのが
道の真ん中は神様の通り道だから遠慮して両端を歩く
ですね。そして鳥居をくぐるときは一礼するというのも良く言われます。
勿論両方とも誤りではありません。でももう少し知っておいてほしいことがあります。

鳥居をくぐると神域に入ります。そこから神様の土地ということです。神域に入ったらあまり大声で話したりはしゃいだりせずに歩きましょう。
私は神域に入ったら極力参拝が済むまでは私語を慎むようにしています。

ところで参道の真ん中は「正中(せいちゅう)」と呼ぶのですが、祭典などで神職が正中を通って参進していると ”神様の通り道なのに・・・” と思われる方がいるようです。
神職も普段は正中を歩くことをしませんが装束をつけて祭典奉仕などを行う時は正中を進みます。この時は公式に神様の元に行くので正中を通ることを許されるのです。

神域内でみだりに写真を撮るのも慎んだ方が良いと思います。
最近のパワースポットブームなどで境内でなんでも写真におさめる人がいますがあまり感心しません。
もともと神社という場所は心穏やかに参拝をする場所です。そのことを忘れずにいればあまり失礼なことをする心配はないと思うのですがいかがでしょう?


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